「学び合う学び」と学校づくり ~発信し続けた教育の本質~
- 公開日
- 2026/06/22
- 更新日
- 2026/06/22
書籍
小牧市教育長・副島孝先生がご退任されることを聞いて、さまざまな思いが過ぎりました。そのひとつに、「教育委員だより」はどうなるのだろうかということがありました。 任を退かれれば、当然、副島教育長としての発信はなくなるわけです。これまでのように「教育委員だより」を通して副島先生から学ぶことができなくなると思うと、とても寂しい気持ちになりました。特に平成19年度から県教育委員会へ異動したこともあり、「教育委員だより」は、「小牧の教育の今とこれから」を知る貴重な情報源でした。それがなくなってし まうことで、自分は小牧からますます離れてしまうのではないかという、なんと表したらよいかわからない気持ちになりました。
(中略) すっかり習慣化してしまった「教育委員だより」の過去読みなどをしているうちに、このことは過去のことではない、社会がどのような状況となっても変わらない教育の本質が語られている、だからこそ、自分は何度も訪れて学んでいるのだと自覚しました。また小牧市が「学び合う学び」を重点に進めることに至った教育長の思い、その後の小牧市内小中学校の変容の記録は、どこの地域にとっても学校づくりのための良質な教育書となると確信しました。
そこで副島先生に「私のほうで編集しますのでぜひ書籍にしてください」とお願いをしました。こうしてでき上がったのがこの本です。260号にも及んだ膨大な教育委員だよりを熟読・精選し、私なりの視点で章立て、項目立てをさせていただきました。林文通先生から素晴らしい写真の提供も受けました。編集者としての自信作です。この本が教育関係者の皆さんばかりではなく、広く多くの皆様に手にとっていただけますことを願っています。 (編者 はじめにより)
もくじ
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- 副島 孝(そえじま たかし)
1946年生まれ。 愛知教育大学教育学部卒業。愛知県小牧市内公立小中学校教諭として勤務。 小牧市教育委員会指導主事、教頭、校長、愛知県教育委員会尾張教育事務所教育主事、管理主事、指導課長を経て、2001年小牧市教育長に就任。以来、8年9か月の間、教育長として「学び合う学び」による学校づくりをはじめとする教育行政に取り組む。その間、小牧市教育委員会のホームページに「教育委員だより」を連載。現在はスクール55のサイトに、「黙さず語らん」を連載している。 現在、名古屋大学教育学部大学院博士課程前期2年、愛知文教大学客員教授。
●主な著作 共著に『響け心に 小牧の学校教育(フォー・ネクスト)』(2003年)、『学べともに 小牧の学校教育(フォー・ネクスト)』(2005年)、『情報化時代の学校変革力(高陵社書店)』(2008年)など。
- 玉置 崇(たまおき たかし)
岐阜聖徳学園大学准教授
1956年生まれ。愛知県公立小中学校教諭、愛知教育大学附属名古屋中学校教官、教頭、校長、愛知県教育委員会主査、教育事務所長などを経験。文部科学省「統合型校務支援システム導入実証研究事業委員長」「新時代の学びにおける先端技術導入実証事業委員」など歴任。「学校経営」「ミドルリーダー」「授業づくり」などの講演多数。
●著書:「教師の『困った!』を解決する授業術」(2018年・プラネクサス)、「働き方改革時代の校長・副校長のためのスクールマネジメントブック」(2019年・明治図書)、「先生と先生を目指す人の最強バイブル まるごと教師論」(2020年・EDUCOM)、「先生のための話し方の技術」(2021年・明治図書)など多数。
定価:1870円(税込) 発売日:2010年12月1日 体裁:A5版変形/168ページ ISBN978-4-905111-01-6 販売:直販 |